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邪馬台国とヤマト建国の謎

PHP文庫 せ3−30

出版社名 PHP研究所
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-569-90177-0
4-569-90177-8
税込価格 968円
頁数・縦 284P 15cm

商品内容

要旨

卑弥呼のついたウソがわかれば邪馬台国論争は終焉する。倭国の女王・卑弥呼は、魏の使者の邪馬台国訪問を、あらゆる手段を講じて、妨害していたのではないか。北部九州の邪馬台国は、にせもので、本当の「ヤマト」は畿内にあった…。そして、邪馬台国とヤマトの関係とは?文庫書き下ろし。

目次

第1章 “邪馬台国論争”を俯瞰する(『日本書紀』は神功皇后を卑弥呼とみなしていた?
纏向遺跡の発見と優位に立った“畿内説” ほか)
第2章 考古学は邪馬台国の何を明らかにしたのか(纏向は邪馬台国だったのか
本格的な農耕が戦争を招いた? ほか)
第3章 歴史的事実が指し示す北部九州の真相(「魏志倭人伝」の記事と合致しないヤマト建国の考古学
中国の文献に登場する倭と奴国と伊都国 ほか)
第4章 新邪馬台国論―ヤマト建国の真相(考古学的事実で“邪馬台国論争”は頓挫した?
ニギハヤヒや神武東征説話は絵空事なのか ほか)

出版社・メーカーコメント

北九州で出土された鏡は卑弥呼の鏡? 弥生時代の鉄器が近畿ではなぜ少ない?――最新の邪馬台国研究を踏まえて日本誕生の謎を探る!

著者紹介

関 裕二 (セキ ユウジ)  
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。文献史学・考古学・民俗学など、学問の枠にとらわれない広い視野から日本古代史、そして日本史全般にわたる研究・執筆活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)