胡堂と啄木
出版社名 | 双葉社 |
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出版年月 | 2019年11月 |
ISBNコード |
978-4-575-31507-3
(4-575-31507-9) |
税込価格 | 3,300円 |
頁数・縦 | 325P 20cm |
商品内容
要旨 |
神田明神下の岡っ引き、平次が銭を投げて事件を解決!テレビ時代劇でもおなじみ『銭形平次』。感傷的で、自らの存在を切なく訴える短歌で多くの人を虜に!教科書でもおなじみ『一握の砂』。それぞれの作者である作家・野村胡堂と歌人・石川啄木。四歳違いのふたりは、盛岡の同じ学校で青春を過ごした。八十まで年を重ねた胡堂に二十六で生涯を閉じた啄木。そんな彼らの来し方行く末思う姿を、了然明晰に描く。 |
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目次 |
白堊城 |
おすすめコメント
日清戦争に勝利し、維新以来目指してきた近代国家への地歩を固めつつあった日本。その後の日本の政治・経済・文化を担う人間は盛岡に集まっていた。後の内閣総理大臣・原敬、海軍大臣・米内光政、陸軍大臣・板垣征四郎、鹿島組の鹿島精一、言語学者・金田一京助……。錚々たる顔ぶれが並ぶ中、銭形平次捕物帖を著した野村胡堂と、早逝した天才歌人・石川啄木もいた。そんな二人の交流を描いた評論。