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わたしの体に呪いをかけるな

出版社名 双葉社
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-575-31692-6
4-575-31692-X
税込価格 2,530円
頁数・縦 357P 19cm

商品内容

要旨

太った体への偏見に悩みながら育ったリンディ。大人になり、ジャーナリストとして自分の声を発するようになった彼女を、体形をネタにしたインターネットトロールの誹謗中傷が襲い始める。そして、自分が属するコメディ業界の女性蔑視体質に声をあげたことで、攻撃はピークに達し…。あの手この手で「おまえは不完全な存在だ」と刷り込み、制御しようとする男性優位社会にノーを言い続ける“うるさい女”の自伝的エッセイ。

目次

レディ・クラック
骨になってゆく女たち
わたしの体はわたしのものだ
心を殺さないでよくなるための十八の簡単なステップ
人生からレモンを与えられたとき
鏡を見ても自分が嫌にならないなんて、勇敢だね!
真っ赤なテント
「ハロー、わたしは太ってます」
トロールが現れた!
精霊たちと戦う人々
座席がわたしに小さすぎた日
アメリカの笑いの街:主な住民はジョーク
『狼よさらば』
「これはミソジニーなんかじゃないんだ」
倒れた大木
人生の終わり
新しい始まり
トロールをやっつけろ!
だからわたしはノーと言う(し、あんたの機嫌は取らない)

出版社・メーカーコメント

【内容紹介】 笑うな。哀れむな。値踏みをするな。わたしの体はわたしのものだ。 体形への偏見やスティグマ、インターネットトロールの誹謗中傷、ジョークの皮をかぶった性暴力……。女性(わたし)たちから人生を奪うこの社会のシステムを、全部蹴っ飛ばせ。気鋭の批評家が自らの体験をもとに綴った、不屈のユーモアと怒りのフェミニズム戦記。 【著者略歴】 [著者プロフィール] リンディ・ウェスト 作家、評論家、コラムニスト、脚本家。2005年より執筆活動を始め、The Strangerを皮切りにJezebel・The Guardian・The New York Timesといった媒体でコラムを執筆。2016年の『Shrill(本書原著)』、2019年の政治文化批評『The Witches Are Coming』、2020年には映画評をまとめた『Shit, Actually』と、これまでに3冊の著書を刊行している。 [訳者プロフィール] 金井真弓(かない・まゆみ) 翻訳家、大学非常勤講師。『#Me Too時代の新しい働き方 女性がオフィスで輝くための12カ条』(文藝春秋)、『マリア・シャラポワ自伝』(文藝春秋)、『決定版 ネゴシエーション3.0』(ダイヤモンド社)、『欲望の錬金術――伝説の広告人が明かす不合理のマーケティング』(東洋経済新報社)など訳書多数。

著者紹介

ウェスト,リンディ (ウェスト,リンディ)   West,Lindy
作家、評論家、コラムニスト、脚本家。2005年より執筆活動を始め、The Strangerを皮切りにJezebel・The Guardian・The New York Timesといった媒体でコラムを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)