赤い白球
双葉文庫 か-59-01
出版社名 | 双葉社 |
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出版年月 | 2021年8月 |
ISBNコード |
978-4-575-52488-8
(4-575-52488-3) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 467P 15cm |
商品内容
要旨 |
1939年、日韓併合時代の夏、平壌一中の一番ショート・朴龍雅と二番ショート・吉永龍弘の名コンビは甲子園出場を目指して野球に夢中だった。その後、朴は少年飛行兵に、吉永は陸軍予科士官学校に進学。軍人の道を歩み始めた二人だったが、戦況が悪化する中で、朴は東南アジアの撃墜王となり、朝鮮の英雄と呼ばれる。懐には幼き頃に龍弘からもらった白球があり、それが朴の心の支えだった。一方、少尉となった吉永はマニラに赴任。戦況を打破するための「特攻作戦」に関わることになり、再び二人の運命は交錯する―。 |
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出版社・メーカーコメント
1939年日韓併合時代の夏、平壌一中の吉永と朴は甲子園を目指していたが、二人の球児は戦火に巻き込まれ、吉永は陸軍士官に、朴は少年飛行兵への道を選ぶ。やがて、二人の運命は戦争末期に再び交差する。誰のために戦うのか……国境を越えた熱き友情の物語に涙が止まらない。