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中村とうよう 音楽評論家の時代

出版社名 大和プレス
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-576-17100-5
4-576-17100-3
税込価格 4,180円
頁数・縦 585P 22cm

商品内容

要旨

『ニューミュージック・マガジン』(現在の『ミュージック・マガジン』)と『レコード・コレクターズ』を創刊。ラテン音楽、フォークからロック、ブルース、ブラック・ミュージック、そしてワールド・ミュージックと、多彩な音楽に関わり、日本のポピュラー音楽評論の基盤を築き上げた中村とうようの人生を追う。

目次

音楽評論家の突然の死
京都府峰山町で過ごした少年時代
京都大学時代にポピュラー音楽に目覚める
さらに音楽にハマった東京での銀行員時代
苦しかった下積み時代
新人評論家、フォークと格闘する
『ニューミュージック・マガジン』編集長時代
ブラック・ミュージックへの道
燃えひろがるブラック・ミュージック
『ニューミュージック・マガジン』から『ミュージック・マガジン』へ
大衆音楽の真実が見えてきた
ワールド・ミュージックへの道
「名誉会長」になっても続く制作意欲
20世紀のポピュラー音楽を総括
透徹した音楽観に辿りついた晩年
武蔵野美術大学での最後の仕事

おすすめコメント

『ミュージック・マガジン』の創刊者、編集長として世界の音楽の紹介に貢献した中村とうようの人生を追ったドキュメンタリー。

著者紹介

田中 勝則 (タナカ カツノリ)  
1959年、東京都生まれ。慶応大学中退。1981年に『ミュージック・マガジン』で評論家デビュー。85年からブラジルで伝統的なサンバ音楽たちの録音をプロデュース。本国をはじめ、アメリカやフランスなどでも発売されて好評を得る。また90年前後からはインドネシアなどアジアの音楽もプロデュース。評論家としてもワールド・ミュージックの記事やレコード解説を幅広く執筆。97年からは自身のレーベルであるライス・レコードを立ち上げて、ワールド関係の最先端音源をリリースする一方、新録と復刻の両分野で自社制作盤を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)