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虎狼の企み

二見時代小説文庫 ふ2-22 剣客奉行柳生久通 4

出版社名 二見書房
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-576-20112-2
4-576-20112-3
税込価格 724円
頁数・縦 298P 15cm

商品内容

要旨

太物問屋の主同士が互いに、相手の息子が娘が、我が子を拐かしたと訴えてきた。実際は駆け落ちであり、奉行所を愚弄する訴えに怒り心頭の奉行・柳生久通だったが、訴えた二人の様子に不審を抱く。一方、市中では「騙り」が横行し身投げをはかる者さえいた。久通はひょんなことから騙り一味につながる者と出会い、一網打尽を目指し一計を案じるが…。瓢箪から駒の結末へ…。

おすすめコメント

昼行灯と揶揄されもするが、能ある鷹は爪を隠す。大岡越前守の再来!? おしのびで市中を行くのは、一刀流免許皆伝の町奉行!

著者紹介

藤 水名子 (フジ ミナコ)  
1964年、東京生まれ。作新学院を経て、日本大学文理学部中国文学科に学ぶ。1991年、『涼州賦』(集英社)にて「小説すばる新人賞」受賞。主に、中国・日本を舞台とした歴史小説、時代小説を発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)