小説品川心中
| 出版社名 | 二見書房 |
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| 出版年月 | 2021年3月 |
| ISBNコード |
978-4-576-21031-5
(4-576-21031-9) |
| 税込価格 | 1,540円 |
| 頁数・縦 | 267P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
元最上位の遊女・お染。寄る年波には勝てず、馴染みの客たちも離れてしまい、いまや衣を新調するための金にも困るようなありさま。元来の勝ち気な性格もあって、ひと思いに死んでしまおうかと思うが、金に困ってひとり死んだと言われることはあまりにも悔しく、ならば、心中をしようと考える。独り身で大食らい、ぬけている金蔵を相手に選び、手練手管で、ついに心中の約束を取りつけるのだが― |
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出版社・メーカーコメント
小説落語シリーズの最終巻。人気作家である坂井希久子先生の手による、心中ものの代表的な咄のひとつ『品川心中』を小説化。主人公であるお染は、もともと板頭とよばれる最上位の遊女であったが、加齢には勝てず、目をかけていたこはるがいまや板頭である。お染の馴染みの客たちも年齢を重ねて亡くなったり、凋落してしまったりして、いまや衣を新調する祝日である紋日のための金子に困ってしまうようなありさま。とある日、こはるから施されるような言葉を聞き、激高。元来の気位の高さ、勝ち気な性格もあって、ひと思いに死んでしまうかと考えるが、金に困ってひとり死んだと言われることはあまりにも悔しく、心中をしようと考える。相手をさがすうちに、独り身で大食らいでぬけている貸本屋の金蔵を、その相手に選ぶ。選ばれた金蔵を手紙で誘い出し、演技とその夜の手練手管で、ついに心中の約束を取りつけるのだが――現在の高座では、お染が金蔵を川に突き落とす場面、金蔵が助かって世話をしてもらっていた親方の元に幽霊のように姿で現れる「上」までしかかからないことが多いが、本作では金蔵が親方たちの力を借りてお染に仕返しをする「下」までをお染を中心にした物語に再構成した意欲作。■坂井希久子(さかい きくこ)1977年、和歌山県和歌山市生まれ。同志社女子大学学芸学部卒業。2008年「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞受賞。2017年、『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』で第1回高田郁賞、第6回歴史時代作家クラブ新人賞受賞。代表作に、『居酒屋ぜんや』シリーズ、『ハーレーじじいの背中』『若旦那のひざまくら』などがある。小説 古典落語 第1冊『小説 真景累ヶ淵』(奥山景布子/監修 古今亭菊之丞) 第2冊『小説 牡丹灯籠』(大橋崇行/監修 柳家喬太郎) 第3冊『小説 らくだ』(並木飛暁/監修 桂文治) 第4冊『小説 西海屋騒動』(谷津矢車/監修 柳亭左龍) 第5冊『小説 品川心中』(坂井希久子/監修 柳家喬太郎)