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宇野千代聞書集 人形師天狗屋久吉・おはんほか

平凡社ライブラリー 426

出版社名 平凡社
出版年月 2002年2月
ISBNコード 978-4-582-76426-0
4-582-76426-6
税込価格 1,210円
頁数・縦 251P 16cm

商品内容

要旨

本書には『人形師天狗屋久吉』『日露の戦聞書』『おはん』の三作がおさめられている。いわば宇野千代の語りの方法・聞き書きの秘密がよくあらわれている。大正十年以後、「脂粉の顔」「墓を発く」で文壇に登場した作者が、昭和十年刊行の『色ざんげ』のころから模索してきたものの集大成といえるかもしれない。

出版社
商品紹介

安房徳島の老人形師に聞書きをし小説家の新境地を開いた「人形師天狗屋久吉」ほか傑作小説集。

著者紹介

宇野 千代 (ウノ チヨ)  
1897年、山口県生まれ。作家・随筆家。1913年岩国高女を卒業。のち上京し、21年「脂粉の顔」が「時事新報」懸賞小説の一等に当選。尾崎士郎、東郷青児との恋愛・同棲の後、36年スタイル社を創立。ファッション雑誌「スタイル」を創刊。38年文芸誌「文体」を創刊。39年北原武夫と結婚、64年離婚。96年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)