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イーリアス 下

平凡社ライブラリー 476

出版社名 平凡社
出版年月 2003年8月
ISBNコード 978-4-582-76476-5
4-582-76476-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 607P 16cm
シリーズ名 イーリアス

商品内容

要旨

「アキレウスの怒り」を軸に進展するドラマは、後半にさしかかってさらに盛り上がりを見せる。ヘーレーの企み、パトロクロスの奮戦、そしてアキレウスとヘクトールの決戦。アンドロマケー、プリアモスの悲嘆もまた心を打つ名場面。傑出した学匠・呉茂一の詳細年譜(水谷智洋編)と本邦ホメーロス受容小史(沓掛良彦執筆)を併載。全二巻、ここに完結。

出版社
商品紹介

伝説的名訳、後半の佳境に入ってさらに流麗。第13書から最後まで。呉茂一年譜(水谷編)とホメーロス翻訳小史(沓掛)を付す。全2巻。

おすすめコメント

雅俗渾然・闊達自在。名作の名訳、いよいよ佳境へ。第13書から第24書までを収録。ヘクトールの進撃、アキレウスの出陣など山場が続く。呉茂一年譜を付す。全2巻完結。解説=沓掛良彦

著者紹介

ホメーロス (ホメーロス)   Homeros
前8世紀後半?古代ギリシアの詩人。生没年不詳。生地はスミュルナあるいはキオス島とする説が有力。盲目の詩人との伝承も根強い。ギリシアのみならず、全西洋文学の始祖として古来絶大な文化的影響を与えてきたが、『イーリアス』、『オデュッセイアー』両作とも、帰属・成立・伝播について議論が百出、いまだ定説をみていない。ほかに、『蛙鼠合戦』、『ホメーロス風賛歌』の作者に擬せられることもある
呉 茂一 (クレ シゲイチ)  
1897‐1977年、西洋古典学者。東京生。父は精神医学者の呉秀三。東京帝国大学文学部卒。東京大学名誉教授、在ローマ日本文化会館初代館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)