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怠惰への讃歌

平凡社ライブラリー 676

出版社名 平凡社
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-582-76676-9
4-582-76676-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 271P 16cm

商品内容

要旨

労働生産性が向上して、それでも同じように働けば、過剰な生産と失業が生まれるのは当然。では、どうすれば?働かなければいいんです!働くこと自体は徳ではない。働かない時間を、価値ある生の時間を得るためにこそ、人は働く。明快に説かれる七十余年前の提言、半世紀前の翻訳が、いまこそ深く胸に落ちる。十五篇の名エッセイ。

目次

怠惰への讃歌
「無用」の知識
建築と社会問題
現代版マイダス王
ファシズム由来
前門の虎、後門の狼
社会主義の問題
西欧文明
青年の冷笑
一本調子の現代
人間対昆虫
教育と訓練
克己心と健全な精神
彗星について
霊魂とは何であるか

出版社
商品紹介

労働生産性の向上が過剰生産と失業を生んでいる。今こそ納得、怠惰=余暇の効用。

著者紹介

ラッセル,バートランド (ラッセル,バートランド)   Russell,Bertrand A.W.
1872‐1970。イギリスの哲学者、論理学者。ケンブリッジ大学に学ぶ。第一次世界大戦に反対してケンブリッジの教授職を追われ、投獄されたのをはじめ、第二次大戦後には、核兵器廃絶運動(「ラッセル=アインシュタイン宣言」、1955年など)、ベトナム戦争反対(サルトルらと国際戦争犯罪法廷開催、1967年など)など精力的に活動した。1950年、ノーベル文学賞受賞
堀 秀彦 (ホリ ヒデヒコ)  
1902年生まれ。評論家。東京帝国大学哲学科卒業。東洋大学教授、学長を務める。1987年没
柿村 峻 (カキムラ タカシ)  
1906年生まれ。東京帝国大学哲学科卒業。熊本女子大学教授を務める。専攻は中国文学。1997年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)