資本論の哲学
平凡社ライブラリー 708
出版社名 | 平凡社 |
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出版年月 | 2010年9月 |
ISBNコード |
978-4-582-76708-7
(4-582-76708-7) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 491P 16cm |
商品内容
要旨 |
一九六〇年代以降、物象化論に立つ思想家としてこの国のマルクス主義理論をリードした著者が、『資本論』の示す哲学的新地平を価値論において解く。価値とは人間労働が生産物に凝固したものか?あるいは商品交換のなかで定まる価格同然のものか?この対立を端的に乗り越え、社会的分業の協働連関態こそが、個々の商品を価値として通用させる所以を解き明かす。増補版の待望の再刊。 |
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目次 |
序破章 端初的商品規定と価値実体(『資本論』の論理的出発点をめぐって |
出版社 商品紹介 |
決定的なカギである価値論に焦点を当て、物象化論の立場からアポリアを乗り越える『資本論』解釈の白眉。 |