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菊燈台

平凡社ライブラリー 757 ホラー・ドラコニア少女小説集成

出版社名 平凡社
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-582-76757-5
4-582-76757-5
税込価格 1,540円
頁数・縦 142P 16cm

商品内容

目次

菊燈台
あとがきにかえて 少女コレクション序説(澁澤龍彦)
山口晃をめぐって 国民的画家のもう一つの天才(三潴末雄)
解題 澁澤龍彦航海記―ホログラム装置(高丘卓)

出版社
商品紹介

悪党塩田主に売り飛ばされた少年は、その娘の美少女の奴隷(燈台)にされ、夜毎少女の快楽に奉仕させられる。澁澤ホラーの傑作。

著者紹介

澁澤 龍彦 (シブサワ タツヒコ)  
1928(昭和3)年、東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。サドをはじめとするヨーロッパ暗黒・異端文学の第一人者。政治の季節といわれた60年代に、『神聖受胎』『毒薬の手帖』『夢の宇宙誌』などの著作で、文学・芸術の視点から脱マルクス的思想を送り出し、文壇の左翼的土壌に激震を起こす。59年に翻訳したサドの『悪徳の栄え』が猥褻書とされ発禁処分(60年)となる。80年代以降は日本の古典によった独自の幻想文学の世界を確立、『唐草物語』(泉鏡花文学賞)、『うつろ舟』、『高丘新王航海記』(読売文学賞)などの傑作を生む。1987年、喉頭ガンで急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)