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ルネッサンス夜話 近代の黎明に生きた人びと

平凡社ライブラリー 833

出版社名 平凡社
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-582-76833-6
4-582-76833-4
税込価格 1,430円
頁数・縦 316P 16cm

商品内容

要旨

ルネッサンス美術の繁栄に大きな役割を果したメディチ家とはどのくらいの金持ちだったのか。当時の人間像を代表する傭兵隊長なるものは、どのくらい給金を貰い、どのような戦争をしたのか…。芸術が人間の生活と密接に結びついている以上、銀行家や学者、兵士や娼婦の生活も美術史研究に無縁であるとは私は考えないが、ここではそんな七面倒臭いことは言わず、ただ興味ある話題として気楽に読んで頂きたい。

目次

1 メディチ家の金脈と人脈
2 一市民の日記
3 フランス病かナポリ病か
4 マルスの休息
5 傭兵隊から常備軍へ
6 学者たちの世界
7 占星術
8 人相学―四性論と動物類推
9 ルネッサンスの女たち

著者紹介

高階 秀爾 (タカシナ シュウジ)  
1932年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。同大学院在学中よりフランス政府招聘給費留学生として渡仏、パリ大学附属美術研究所などで西洋近代美術史を学ぶ。東京大学文学部教授、国立西洋美術館館長などを歴任。現在、大原美術館館長、西洋美術振興財団理事長。東京大学名誉教授、パリ第一大学名誉博士。2012年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)