• 本

音楽地の塩となりて

出版社名 平凡社
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-582-83934-0
4-582-83934-7
税込価格 3,960円
頁数・縦 285P 20cm

商品内容

要旨

仰ぎみる「世の光」を求めるだけではなく、私にとって生きる上での「地の塩」とは―。学問、信仰、それ以上に、いつも傍らにあったのは音楽だった。科学史の碩学が語る、自らの内面を照らしつづけた音楽との時間。

目次

楽器の話
違いの判らない男
明日には!
オーケストラ
オーケストラ(承前)
クラシック音楽とエンターテインメント
音楽とは
音楽とは(承前)
「能」とは何か?
タンゴの世界
機会音楽(Gelegenheitsmusik)と前衛(avant‐garde)
ピアノ三重奏曲
美しい声
美しくない(?)声
オーケストラの中のチェロ
ベートーヴェン断章
景清
最大の欠点
出会い、対決、そして融合
時間の考現学
神の手から人間の手へ

出版社・メーカーコメント

音楽は常に人生のそばにあった--科学史の大家にしてチェリストの著者が、その永きにわたる音楽遍歴を綴る、珠玉のエッセイ集。

著者紹介

村上 陽一郎 (ムラカミ ヨウイチロウ)  
昭和11(1936)年東京に生まれる。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学分科卒業、同学人文科学系大学院比較文学・比較文化博士課程修了。上智大学理工学部助手、助教授、東京大学教養学部助教授、教授、同学先端科学技術研究センター教授、同センター長、国際基督教大学教養学部教授、同オスマー記念科学特別教授、東京理科大学大学院科学教育研究科教授、東洋英和女学院大学学長などを歴任。ほかにヴィーン工科大学、北京人民大学などの招聘教授など。東京大学・国際基督教大学名誉教授。広島市立大学名誉博士。専攻は科学史・科学哲学・科学社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)