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知っていそうで知らないフランス 愛すべきトンデモ民主主義国

平凡社新書 114

出版社名 平凡社
出版年月 2001年11月
ISBNコード 978-4-582-85114-4
4-582-85114-2
税込価格 792円
頁数・縦 210P 18cm

商品内容

要旨

近代民主主義の発祥の地フランス。しかしその内実をのぞいてみると、かなりトンデモないことが…。権利はたっぷりあっても義務はまるでなし?頭を使うことはぜんぶエリートまかせ?左翼も保守も汚職にまみれ、環境意識は希薄、人権概念もなんだかちょっと変わってる…。それでもフランスという舞台はまわってゆく。特派員がみつめた奇妙で愛すべき国の素顔。

目次

ストと国民の義務
エリートとグランゼコール
「第三の道」あるいは反米意識
フランス人の環境意識
二回投票制はお好き?
第五共和制の矛盾「コアビタシオン」
こうして内閣は崩壊した
戦争責任と共和国
人権の母国フランスの現実
予審判事の孤独な戦い
地方自治、現実と矛盾
マルチカラーのフランス
家族あるいは非婚カップル、そして女性

出版社
商品紹介

民主主義の原点、そのわりにはかなりトンデモなフランス政治。その実際を、エピソード豊かに描く。

著者紹介

安達 功 (アダチ イサオ)  
1954年千葉県生まれ。立教大学法学部で政治学、政治思想史を専攻する。卒業後時事通信社に入社し、社会部、外信部をへて95年7月から99年3月までパリ特派員。特派員時代は政治・経済だけでなく文化・社会状況も多く記事に取り上げた。現在は社会部デスクを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)