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名誉毀損裁判 言論はどう裁かれるのか

平凡社新書 256

出版社名 平凡社
出版年月 2005年1月
ISBNコード 978-4-582-85256-1
4-582-85256-4
税込価格 858円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

表現の自由と人格権がぶつかりあう名誉毀損裁判。だが、ときとしてその判決が、不合理な結果とも映るのはなぜだろう。これまで言論はいかに裁かれてきたのか。「不適切な表現」はいかにして決められるのか。そして、そもそも言論はどのように裁かれるべきなのか。その実情と問題点を説く!ネット社会を迎えて誰もが名誉毀損の加害者になりうる時代、表現の自由と人格権の、より適切な調和への提言。

目次

第1章 名誉毀損訴訟になる事件とは(犯罪としての名誉毀損
あらゆる表現活動が対象に ほか)
第2章 名誉毀損裁判の戦後史(「一般読者の普通の注意と読み方」
読者の知的水準を論じた裁判所 ほか)
第3章 名誉毀損事件はどう扱われているか(民事裁判と刑事裁判
事前の交渉 ほか)
第4章 名誉毀損訴訟の構造的問題(名誉のとらえがたさ
人の「名誉」を把握する上でポイントとなるのは何か ほか)
第5章 あるべき言論と改革のポイント(自主規制の可能性
自主的な紛争解決機関の活用で充分か ほか)

おすすめコメント

誰もが名誉毀損の加害者になりうる時代。「不適切な表現」はどう決められるのか・・・。

著者紹介

浜辺 陽一郎 (ハマベ ヨウイチロウ)  
1961年石川県生まれ。85年、慶応義塾大学法学部法律学科卒業。インディアナ州立大学ロースクール法学修士号(LL.M.)取得。早稲田大学大学院法務研究科客員教授、森・浜田松本法律事務所弁護士。第二東京弁護士会会員、ニューヨーク州弁護士会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)