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すき焼き通

平凡社新書 439

出版社名 平凡社
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-582-85439-8
4-582-85439-7
税込価格 792円
頁数・縦 256P 18cm

商品内容

要旨

明治の文明開化で始まった牛鍋は、新しい日本のごちそう、すき焼きとして広まった。その味を全国の老舗すき焼き店にたずね、手塩にかけて育てられた名牛の肉から、個性的な調理法と食材、食べ方の流儀まで、日本人に最も愛され、幸福感あふれる料理、すき焼きの食文化とその美味の秘密を熱く語る。

目次

第1章 すき焼きは、ねぎを味わうごちそう
第2章 鍋から考えるすき焼きのごちそう度
第3章 浅草の牛鍋は、文明開化の味がする
第4章 元祖「牛肉食い」福沢諭吉と元祖牛鍋屋
第5章 日本三大ブランド牛―近江牛、神戸牛(但馬牛)、松阪牛
第6章 松阪牛の名を広めた天下の名店
第7章 知られざる名牛―米沢牛、前沢牛、仙台牛、隠岐牛、壱岐牛、見島牛
第8章 彦根から近江牛すき焼きを取り寄せる
第9章 常識をくつがえす個性派すき焼き
第10章 京都と東京―すき焼き名店食べ歩き
第11章 浅草「ちんや」が語るすき焼きないしょ話

著者紹介

向笠 千恵子 (ムカサ チエコ)  
東京・日本橋生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。エッセイスト、フードジャーナリスト、食文化研究家。本物の味、伝統食品、郷土料理、生産者、歴史、器などを多面的にとらえながら、現代の食と食文化を綴る。農と食による地域活性化のサポーターもつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)