商品内容
要旨 |
団塊世代を中心に多くの支持を獲得してきた吉本隆明。独学によって自らを鍛え、比類なき思想を作り上げた彼の根底にある倫理観とはいかなるものだったのか―。「永遠の吉本主義者」がその初期作品を再読、自らの「一九六八年」の意味を問い直し、吉本思想の核を捉えた著者渾身の評論。吉本隆明はいかに「自立の思想」にたどり着いたか。「私小説的評論」を通して、その軌跡をたどる。 |
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目次 |
第1章 「反・反スタ思想家」としての吉本隆明 |
おすすめコメント
吉本隆明はいったい何と格闘し、いかにして「自立の思想」にたどり着いたのか。「永遠の吉本主義者」がその初期作品を精読、自らの「1968年」の意味を問い直し、吉本思想の核を捉えた渾身評論。