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小栗上野介 忘れられた悲劇の幕臣

平凡社新書 561

出版社名 平凡社
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-582-85561-6
4-582-85561-X
税込価格 1,100円
頁数・縦 231P 18cm

商品内容

要旨

安政七(一八六〇)年一月、この時三十四歳だった小栗は、遣米使節の目付として、日米修好通商条約批准のため渡米。世界を一周し九ヶ月後に帰国。その後、混乱のさなかにあった幕末期に、勘定奉行や外国奉行などの要職を歴任し、日本の構造改革に奔走した。しかし、幕府解散で上州権田村に移り住んでからわずか二ヶ月後、西軍により罪なくして斬られ、歴史の闇に葬られてしまった。司馬遼太郎が「明治の父」と評した最後の幕臣の苛烈な生涯。

目次

第1章 日本人初の世界一周―四万キロの旅(アメリカへ
熱狂で迎えられた使節一行 ほか)
第2章 幕末期の構造改革(変わり果てた祖国の姿
造船所からの日本改造)
第3章 経済による立て直し(日本人初の経済外交
日本最初の株式会社)
第4章 上州に夢をはせて(勝気だった幼少時代
夢の半ば…)

著者紹介

村上 泰賢 (ムラカミ タイケン)  
1941年群馬県生まれ。駒沢大学文学部卒業。東善寺住職。小栗上野介顕彰会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)