荒れ野の六十年 東アジア世界の歴史地政学
出版社名 | 勉誠社 |
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出版年月 | 2020年1月 |
ISBNコード |
978-4-585-22264-4
(4-585-22264-2) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 363P 20cm |
商品内容
要旨 |
東アジアで共有できる歴史を―かつてこの理想が追い求められた時代があった。しかし、なぜ共有したいのだろう。やり過ごしあうだけではどうしていけないのだろう。そうした欲求は、日清戦争の開戦から朝鮮戦争の休戦までの「荒れ野の六十年」が残した近代の爪痕にすぎなかったのではないか。この地域が抱える絶望的な摩擦の根源へ、古典と最新の研究の双方を対照させて迫った先に見えてくる、あたらしい共存の地平とは。不毛な論争に終止符を打つ、気鋭の歴史学者による最後の論文集。 |
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目次 |
1 西洋化のとまった世界で―同時代への提言(三つの時代と「日中関係」の終わり―今こそ読みなおす山本七平 |