アジア遊学 256
元朝の歴史 モンゴル帝国期の東ユーラシア
- 櫻井智美/編 飯山知保/編 森田憲司/編 渡辺健哉/編 舩田善之/〔ほか執筆〕
出版社名 | 勉誠社 |
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出版年月 | 2021年5月 |
ISBNコード |
978-4-585-32502-4
(4-585-32502-6) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 307P 21cm |
シリーズ名 | アジア遊学 |
商品内容
要旨 |
一二〇六年、チンギス・カンの即位により成立した大モンゴル国は、その後継者たちにより、ユーラシア大陸全土へその版図を広げていった。その後、皇位争いに勝利し、国号を「大元」と改めた世祖クビライが一二七九年に南宋を攻略したことにより、中国史に新たな統一王朝の名を刻むこととなる―元朝である。中国史における「元朝」とはいかなる存在であったのか―冷戦終結に伴う史料環境・研究環境の変化により、長足の進展をなしてきたモンゴル帝国史・元朝史研究の成果を受け、元代の政治・制度、社会・宗教、文化の展開の諸相、国際関係などを多面的に考察。さらには元朝をめぐる学問史を検討することにより、新たな元朝史研究の起点を示す。 |
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目次 |
伝統文化とその展開(「知」の混一と出版事業 |