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シネマ 1

運動イメージ

叢書・ウニベルシタス 855

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-588-00855-9
4-588-00855-2
税込価格 4,950円
頁数・縦 389,70P 20cm
シリーズ名 シネマ

商品内容

要旨

「映画」を思考することによって「運動」や「時間」をめぐる哲学の概念を新たに作り直す。ドゥルーズの真に創造的な傑作。

目次

運動に関する諸テーゼ―第一のベルクソン注釈
フレームとショット、フレーミングとデクパージュ
モンタージュ
運動イメージとその三つの種類―第二のベルクソン注釈
知覚イメージ
感情イメージ―顔とクロースアップ
感情イメージ―質、力、任意空間
情動から行動へ―欲動イメージ
行動イメージ―大形式
行動イメージ―小形式
フィギュール、あるいは諸形式の変換
行動イメージの危機

出版社
商品紹介

主に戦前の映画作品を自由に踏査しながら「運動イメージ」の詳細な分析を通し「映画的イメージにおける思考」にいたる創造的な傑作。

出版社・メーカーコメント

戦後ばかりでなく戦前の数多くの映画作品を自由に踏査しながら、「運動イメージ」の詳細な分析を通して「映画的イメージにおける思考」にいたるドゥルーズの真に創造的な傑作。『シネマ2』にたいしてその必然的な前提である『シネマ1』は、物語的内容を論じる映画論や、たんなる映画史としてではなく、「映画に現れるかぎりでのイメージと記号の分類の試み」の原理を明確に提示する。

著者紹介

ドゥルーズ,ジル (ドゥルーズ,ジル)   Deleuze,Gilles
1925年生まれのフランスの哲学者。1969年からパリ第八大学教授をつとめる。ドゥルーズは概念の創造に哲学本来のあり方を探り、自ら概念を新たに創造することによって哲学を作り直そうとした。1995年11月4日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)