• 本

実在論を立て直す

叢書・ウニベルシタス 1045

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-588-01045-3
4-588-01045-X
税込価格 3,740円
頁数・縦 289,4P 20cm

商品内容

要旨

哲学の根本を問い直す。コンピュータ、認知科学、心の哲学、マルチカルチュラリズム論―現代の哲学界に多大な影響力を与え続ける重鎮二人が共同して哲学の根本問題に挑戦する。既存の概念枠への根底的な批判から出発し、人間と世界とに関する新たな見方を明らかにして、自然と人間に関する実在論の理念を、われわれが生きる現在の多元的世界のなかで立て直す。

目次

第1章 わたしたちをとらえて離さない描像
第2章 媒介主義の描像から逃れる
第3章 信念の確認
第4章 接触説―前概念的なものの場所
第5章 身体化された理解
第6章 地平の融合
第7章 立て直された実在論
第8章 多元的な実在論

著者紹介

ドレイファス,ヒューバート (ドレイファス,ヒューバート)   Dreyfus,Hubert
カリフォルニア大学バークレー校名誉教授
テイラー,チャールズ (テイラー,チャールズ)   Taylor,Charles
マギル大学名誉教授。2008年度京都賞受賞
村田 純一 (ムラタ ジュンイチ)  
1948年生まれ。専門:現象学・科学哲学。立正大学文学部教授
染谷 昌義 (ソメヤ マサヨシ)  
1970年生まれ。専門:知覚と行為の哲学・環境の哲学。高千穂大学人間科学部准教授
植村 玄輝 (ウエムラ ゲンキ)  
1980年生まれ。専門:フッサールおよび初期現象学。立正大学人文科学研究所研究員
宮原 克典 (ミヤハラ カツノリ)  
1982年生まれ。専門:現象学・心の哲学。ハーヴァード大学Fellow in Philosophy(日本学術振興会海外特別研究員)/東京大学学術研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)