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イメージの前で 美術史の目的への問い

増補改訂版

叢書・ウニベルシタス 971

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-588-14049-5
4-588-14049-3
税込価格 5,060円
頁数・縦 491,8P 20cm
シリーズ名 イメージの前で

商品内容

要旨

ルネサンス以降、美術史はいかなる知の言説として確立されたのか。ヴァザーリによる人文主義的美術史の発明から、パノフスキー的イコノロジーの成立にいたる美学の歴史を、フロイト的「徴候」への眼差しを通じて批判的に解体する“美術史の脱構築”。バタイユやヴァールブルクを継承し、独自のイメージ人類学を実践する美術史家の初期代表作に、英語版の序「悪魔祓い師」を増補して刊行!

目次

提起される問い
第1章 単なる実践の限界内における美術史
第2章 再生としての芸術そして理想的人間の不死性
第3章 単なる理性の限界内における美術史
第4章 裂け目としてのイメージそして受肉した神の死
補遺 細部という問題、面という問題

著者紹介

ディディ=ユベルマン,ジョルジュ (ディディユベルマン,ジョルジュ)   Didi‐Huberman,Georges
哲学者、美術史家。1953年6月13日生(サン=テティエンヌ、フランス)。リヨン大学で哲学の学士号を取得した後、美術史学の修士号を取得。その後、社会科学高等研究院(E.H.E.S.S.)で博士号を取得。1990年から社会科学高等研究院の助教授
江澤 健一郎 (エザワ ケンイチロウ)  
1967年生まれ。フランス文学専攻。博士(文学)。立教大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)