商品内容
要旨 |
過去の栄光を安置する殿堂から多様な価値観を尊重し、観客に問いを投げかける場へと変化してきた博物館。ルーヴル、スミソニアン、ドイツ博物館など、主要博物館の沿革と方法論の形成過程を論じ、現代における公共博物館のあり方を問う。2010年度全日本博物館学会賞受賞。 |
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目次 |
第1章 博物館とは何か |
出版社 商品紹介 |
過去の栄光を安置する殿堂から多様な価値観を尊重し、観客に問いを投げかける場へと変化してきた博物館──その方法論の変遷を辿る。 |
出版社・メーカーコメント
古代王国の宝物庫からルネサンス期の〈キャビネット〉を経て成立する自然史博物館、パリの発見宮殿に始まるサイエンスセンター、ドイツ博物館に代表される科学技術博物館まで、過去の栄光を安置する殿堂から多様な価値観を尊重し、観客に問いを投げかける場へと変化してきた博物館の歴史をたどり、矛盾にみちた現状を明らかにしつつ未来を展望する。