• 本

博物館の歴史

出版社名 法政大学出版
出版年月 2013年5月
ISBNコード 978-4-588-37116-5
4-588-37116-9
税込価格 7,700円

商品内容

要旨

過去の栄光を安置する殿堂から多様な価値観を尊重し、観客に問いを投げかける場へと変化してきた博物館。ルーヴル、スミソニアン、ドイツ博物館など、主要博物館の沿革と方法論の形成過程を論じ、現代における公共博物館のあり方を問う。2010年度全日本博物館学会賞受賞。

目次

第1章 博物館とは何か
第2章 博物館の前史
第3章 近代的公共博物館への過渡
第4章 近代的公共博物館の出現
第5章 教育のための博物館の実現
第6章 科学技術博物館の完成
第7章 スミソニアンの技術博物館
第8章 サイエンスセンター
第9章 現代における博物館の変貌

出版社
商品紹介

過去の栄光を安置する殿堂から多様な価値観を尊重し、観客に問いを投げかける場へと変化してきた博物館──その方法論の変遷を辿る。

出版社・メーカーコメント

古代王国の宝物庫からルネサンス期の〈キャビネット〉を経て成立する自然史博物館、パリの発見宮殿に始まるサイエンスセンター、ドイツ博物館に代表される科学技術博物館まで、過去の栄光を安置する殿堂から多様な価値観を尊重し、観客に問いを投げかける場へと変化してきた博物館の歴史をたどり、矛盾にみちた現状を明らかにしつつ未来を展望する。

著者紹介

高橋 雄造 (タカハシ ユウゾウ)  
東京に生まれる。東京大学工学部電子工学科卒業。同大学大学院博士課程修了。工学博士。中央大学勤務を経て、2008年3月まで東京農工大学教授。日本科学技術史学会会長。1975‐77年、西ドイツ(当時)アレクサンダー・フォン・フンボルト財団給費研究員としてミュンヘン工科大学に留学。1991‐92年、米国ワシントンDCのスミソニアン国立アメリカ歴史博物館に留学。1996年に博物館学芸員資格を取得。専門は高電圧工学、技術史、博物館学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)