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基地騒音 厚木基地騒音問題の解決策と環境的公正

現代社会研究叢書 3

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-588-60253-5
4-588-60253-5
税込価格 6,380円
頁数・縦 338P 22cm

商品内容

目次

先行研究の検討と本研究の調査方法
在日米軍基地での公害・環境問題
在日米軍基地への環境規制の現状
厚木基地の住民運動とその成果
基地騒音訴訟
1970年代以降の国の基地騒音対策
岩国基地への艦載機移駐問題
国の基地騒音対策の特徴と受苦の集中的局地化
ドイツの事例―シュパンクダーレム米空軍基地
国の基地騒音対策の問題点―受苦の集中的局地化と受益の構築
環境制御システムと軍事システム
基地騒音問題解決策への規範理論からの考察

出版社・メーカーコメント

環境配慮が進み、公害が過去のものと見なされつつある今日において、基地騒音という〈公害〉は、いまだに解決されていない。本書は、厚木基地をかわきりに、岩国基地、ドイツのシュパンクダーレム基地という三つの事例を取り上げ、基地騒音訴訟の経緯と、周辺における住民運動団体や基地対策課職員、議員、弁護士などへの聞き取り調査をもとに現状を分析し、問題点を明らかにしつつ解決策を示唆する。〔社会・政治〕

著者紹介

朝井 志歩 (アサイ シホ)  
1974年神奈川県生まれ。1998年3月法政大学社会学部卒業。2008年9月法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士後期課程修了。博士(社会学)。専門は社会学、環境社会学。現在、法政大学兼任講師、都留文科大学、富士常葉大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)