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獄窓記

出版社名 ポプラ社
出版年月 2003年12月
ISBNコード 978-4-591-07935-5
(4-591-07935-X)
税込価格 1,650円
頁数・縦 391P 20cm
シリーズ名 獄窓記

商品内容

文学賞情報

2004年 第3回 新潮ドキュメント賞受賞

要旨

そこは「塀の中の掃き溜め」と言われるところだった。汚物にまみれながら、獄窓から望む勇壮なる那須連山に、幾重にも思いを馳せる。事件への悔悟、残してきた家族への思慕、恩人への弔意、人生への懊悩。そして至ったある決意とは。国会で見えなかったこと。刑務所で見えたこと。秘書給与事件で実刑判決を受けた元衆議院議員が陥った永田町の甘い罠と獄中の真実を描く。

目次

序章 入獄の日
第1章 秘書給与詐取事件(政治を志した生い立ち
菅直人代議士の秘書、そして国政の場へ ほか)
第2章 新米受刑者として(分類面接
手紙 ほか)
第3章 塀の中の掃き溜め(寮内工場の仕事
障害を抱えた同囚たち ほか)
第4章 出所までの日々(烏兎匆々
ふたたびクローズアップされた秘書給与問題 ほか)
終章 出獄

おすすめコメント

秘書給与事件で実刑判決を受けた元衆議院議員が陥った永田町の甘い罠と獄中の真実!

内容抜粋

本書「入獄の日」より

十分に覚悟はできているつもりだった。だが、入所早々にして、刑務所を見くびっていたことと自分を買いかぶっていたことに気付いたのだ。私は、いま与えられている環境のすべては、受刑者としての自覚と事件への反省を促すためのものだと、自分自身に強く言い聞かせた。不安や家族への未練といった私情にとらわれている場合ではない。有権者の期待を裏切り、国民の政治不信を増大させた責任は重く、万死に値する。そう考える時、必ず、私の脳裏には、自分の選挙を死に物狂いで手伝ってくれた人たちの姿が浮かんでくる。そして、東京都議会議員二期、衆議院議員二期の間、政治家としての私の活動を支え続けてくれた人々への謝罪の気持ちが溢れ出すのだ。

著者紹介

山本 譲司 (ヤマモト ジョウジ)  
1962年、北海道生まれ、佐賀県育ち。早稲田大学教育学部卒。菅直人代議士の公設秘書を務め、都議会議員を経て、国政の場へ。衆議院議員2期目を迎えた2000年9月、政策秘書給与流用事件を起こし、実刑判決を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)