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変わる遺伝子医療 私のゲノムを知るとき

ポプラ新書 026

出版社名 ポプラ社
出版年月 2014年3月
ISBNコード 978-4-591-13738-3
4-591-13738-4
税込価格 858円
頁数・縦 180P 18cm

商品内容

文学賞情報

2014年 第23回 大川出版賞受賞

要旨

外科の医師として患者に寄り添い、その後十年以上にわたり遺伝カウンセリングを行ってきた著者による、遺伝子医療の現場からの提言。がんや生活習慣病の遺伝子検査の実例をもとに、遺伝子医療の基礎を説明。さらには今後の可能性、そして私たちが向き合うべき課題に迫る。

目次

第1章 開かれたパンドラの箱(遺伝性の大腸がん
大腸がんと救える命 ほか)
第2章 生命の設計図(遺伝子検査には三種類ある
遺伝って何、遺伝子って何? ほか)
第3章 遺伝しない遺伝子の病気(遺伝と遺伝子
がんはゲノムの病気 ほか)
第4章 生活習慣病の遺伝子検査(生活習慣病は遺伝子多型が関係
人種による遺伝子多型の違い ほか)
第5章 自分と子孫が幸せに生きるために(親の気持ち
妊娠と染色体検査 ほか)

出版社・メーカーコメント

87%の確率でがんになります、と言われたらどう受け止めますか――? 実は、がん、糖尿病、高血圧も遺伝子が関係している。

著者紹介

古川 洋一 (フルカワ ヨウイチ)  
1987年東京大学医学部医学科卒業。同年より5年間、東京大学医学部附属病院および関連病院で外科医として勤務。1992年よりがん研究所生化学部(中村祐輔研究室)にて遺伝子の研究を開始。国際がん研究機関留学などを経て、2004年東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター特任教授、附属病院ゲノム診療部部長(併任)、2007年より臨床ゲノム腫瘍学分野教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)