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つなぐビール 地方の小さな会社が創るもの

出版社名 ポプラ社
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-591-14660-6
4-591-14660-X
税込価格 1,540円
頁数・縦 237P 19cm

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要旨

かつての「地ビール」ブームが、ここに来て「クラフトビール」ブームとして再燃している。それより以前、「地ビール」ブームが終焉しつつある頃に岩手県盛岡市で創業したのが「ベアレン醸造所」。本場ドイツから移設した醸造設備から生み出される本格的な味わいの、そして日本人の味覚にも合った地ビールが人気となり、「世界に伝えたい日本のクラフトビール」コンテストでグランプリを獲得している。本書では、現社長の木村剛氏とともに同社を立ち上げた著者が、その挑戦の軌跡を振り返っている。同社の強みと成功の秘訣は、「地域密着」を最優先する姿勢と戦略にあった。著者は現在、ベアレン醸造所専務取締役で、マーケティングとブランディングを担当している。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2016年02月01日]

商品内容

要旨

「世界に伝えたい日本のクラフトビール」コンテストでグランプリを獲得!盛岡の地ビール「ベアレン」の歩みと仕事術。

目次

第1章 32歳男ふたり、会社を辞めてビール会社を立ち上げる
第2章 絶頂からどん底へ、ベアレンが変わった日
第3章 経営理念、ブランドビジョン、ルールをゼロから作る
第4章 東日本大震災、ビールは無力ではなかった
第5章 「場」を作り出し、まちを幸せに
第6章 「好き」の共感作り、オンリーワンの商品開発

出版社
商品紹介

岩手県で愛されるベアレンビール。友人同士で起業し、地域密着にこだわり新たなビール文化を作り上げていく、歩みと仕事術を伝える。

おすすめコメント

人と人、100年前のヨーロッパの伝統、地元への愛、亡くなった社員の思い── いろんなものをつないでいるビールがある。日本外国特派員協会主催「世界に伝えたい日本のクラフトビール」コンテストにおいてグランプリを獲得! 岩手県・盛岡でこよなく愛される地ビール「ベアレン」の歩みと仕事術。1994年、酒税法の緩和により全国各地に地域密着の小規模ビール会社が誕生しては消えていった。そんななか、ベアレン醸造所は2013年に設立10周年を迎え、好調に売れ続けている。この謎の鍵は「情熱」と「地域密着」にある。著者が脱サラして資本金300万円でスタートし、まったく売れずに苦労した日々、2008年には工場のタンクが破裂してスタッフが1名亡くなるなどの 試練を乗り越え、今日に至ったベアレンの歩みと仕事術を伝えるノンフィクション。〈ベアレンってこんな会社!〉 ○舐めたくらいでは飲んだと言わない ○酒の席での取り決めは有効 ○マニアックな嗜好に迎合しない ○一度の失敗、不成功であきらめない ○大成功でも繰り返さず常に改善 ○嘘をついて売らない ○人の仕事も喜んで協力する ○社内恋愛は本気のみ

著者紹介

嶌田 洋一 (シマダ ヨウイチ)  
1967年、東京生まれ。ベアレン醸造所専務取締役。2000年、以前からの友人(現社長)に地ビール会社の立ち上げに誘われ、脱サラして起業。現在はマーケティング、ブランディングを担当している。盛岡に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)