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まちの本屋 知を編み、血を継ぎ、地を耕す

出版社名 ポプラ社
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-591-14739-9
4-591-14739-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 171P 20cm

商品内容

要旨

新たな本屋の息吹が聴こえる。ネット書店の台頭、市場の縮小、「書店空白地域」の急増―。この時代における、リアルな本屋の存在価値とは?「まちの本屋」の活路はどこにあるのか?注目の書店員、初の著書!

目次

第1章 僕はまちから本屋を消した(まちの何でも屋としての本屋
本好きだという単純な理由で本屋の道へ ほか)
第2章 本屋はどこも同じじゃない(一冊の本を売るということに対する情熱
「ここにあるから来てください」ではなく、こちらから行く ほか)
第3章 一度やると本屋はもうやめられない(「この本のおかげで自分を取り戻せた」とレジで涙を流されて
「こんな本ありますか?」から顔なじみにする方法 ほか)
第4章 本屋には、まだまだできることがある(本を売る前に、地域の中でどんな存在でありたいか
さわや書店は「新しい外商」で何をしているのか ほか)
第5章 まちの本屋はどこへ向かうべきなのか(ネット書店とリアル書店は競合するのか
読書の楽しみは本を選ぶところから始まる ほか)

おすすめコメント

ネット書店の台頭、市場の縮小、「書店空白地域」の急増──。この時代における、リアルな本屋の存在価値とは? 「まちの本屋」の活路はどこにあるのか? 新たな本屋の息吹が聴こえる。注目の書店員、初の著書! 【著者プロフィール】 田口幹人(たぐち・みきと) さわや書店フェザン店(岩手県盛岡)店長。1973年、岩手県西和賀町(旧・湯田町)の本屋の息子として生まれる。幼少時代から店頭に立ち、読みたい本を読み、小学生の頃にはレジ打ちや配達などもしていた。古本屋に入り浸る学生時代の後、盛岡の第一書店に就職。5年半の勤務を経て、実家のまりや書店を継ぐ。7年間の苦闘の末、店を閉じ、さわや書店に再就職。2011年より現職。地域の中にいかに本を根づかせるかをテーマに、中学校での読書教育や、職場体験の中学生の受け入れ、イベントの企画、図書館と書店との協働など積極的に行う。「売る」と決めた本は、あらゆる工夫をして徹底的に売ることでも有名で、さわや書店から生まれたベストセラーは数多い。【帯コメント】 ここに本屋の未来がある。この国の商いの希望がある。受け取ってください、いち書店人の本気を。髙田 郁(作家) * 「硬直的」「先細り」と嘆く様々な業界人よ。これは必読のビジネス書だ。結果を出し続ける書店員の言葉に?はない。相場英雄(作家) * 「まちの本屋」さんとしてあり続ける 本の目利きの田口幹人店長。本の存在が問われる時代の「本の未来」が。具体的な声として聴こえてくる。売った本の数だけ、出会いがあり、何かが起きる。角川春樹(角川春樹事務所代表取締役社長)

著者紹介

田口 幹人 (タグチ ミキト)  
さわや書店フェザン店(岩手県盛岡)店長。1973年、岩手県西和賀町(旧・湯田町)の本屋の息子として生まれる。幼少時代から店頭に立ち、読みたい本を読み、小学生の頃にはレジ打ちや配達などもしていた。古本屋に入り浸る学生時代の後、盛岡の第一書店に就職。5年半の勤務を経て、実家のまりや書店を継ぐ。7年間の苦闘の末、店を閉じ、さわや書店に再就職。2011年より現職。地域の中にいかに本を根づかせるかをテーマに、中学校での読書教育や、職場体験の中学生の受け入れ、イベントの企画、図書館と書店との協働など積極的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)