16歳の語り部
出版社名 | ポプラ社 |
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出版年月 | 2016年2月 |
ISBNコード |
978-4-591-14822-8
(4-591-14822-X) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 220P 19cm |
商品内容
要旨 |
16歳の今しか、伝えられない言葉がある。東日本大震災から5年。あの日、小学5年生だった子どもたちが見据える3.11後の未来。 |
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目次 |
第1部 3人の語り部(雁部那由多―宮城県石巻高校1年生 |
おすすめコメント
16歳の今しか、語れない言葉がある。目の前で流された人たちは、僕が手を伸ばせば助かったんじゃないか。雁部那由多 今考えるとすごく不謹慎なのですが、そのときの私は、内心ワクワクしてたんです。津田穂乃果 なんで私なんかが生きていて、あいつが死んだんだろう。私なんか生きてる価値ない。相澤朱音 2016年3月11日、「東日本大震災」から5年。津波で甚大な被害を受けた宮城県東松島市に、ある3人の高校生がいる。彼らは、あの日を「ただのつらかった過去」にせず、「学び」に変えるために立ち上がった若き震災の語り部だ。彼らはこの5年間、何を思い、何に迷い、歩んできたのか。なぜ、わざわざあのつらかった日のことを語り出さなければならなかったのか。そこには、あの震災で生き残った、彼らなりの使命感と葛藤が存在する。本書は、あの日、まだ小学5年生だった子どもたちが歩んできた、3.11の貴重な記録である。