子育てのきほん
新装版
出版社名 | ポプラ社 |
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出版年月 | 2025年1月 |
ISBNコード |
978-4-591-18439-4
(4-591-18439-0) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 252P 18cm |
シリーズ名 | 子育てのきほん |
商品内容
要旨 |
親は「教育者」になってはいけない。これは絶対にいけない。親は「保護者」です。絶対的な保護者であってほしいのです。児童精神科の名医がたどりついた子育ての心構え。10年読み継がれるロングセラー。 |
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目次 |
第1章 母と子どものきずな(人と上手に交われないことほど大きなストレスはありません |
出版社・メーカーコメント
【内容紹介】児童精神科医として50年活躍した著者がたどり着いた、圧倒的にシンプルで、限りなくやさしい子育ての心構え。最初に読んでほしい「育児書の入門書」!■子育ては過保護でいいのです■いくら抱いても、いくら甘やかしてもいい■親が望む子どもに育てるのではなく、子どもが望む親になってください■子どもはふと不安になって振り返ったときに、つねに見守ってくれる人を求めています■家庭とは「ほかのどこにもないほどに居心地のいい場所だ」と子どもに伝えてあげることがなにより大切です 他子育て中のお母さん、お父さんの悩みに寄り添う55のメッセージ。10年読み継がれるロングセラーに描きおろし漫画を加え、オールカラーにした新装版。子育て協会推薦。 【各方面から推薦!】徹底的に子どもを守ろうとする視点の本。子どもが生まれる前も、成長してもずっと読み続けたい。--幡野広志(写真家)この本はもともといまから10年前に出版されたものです。社会の状況も、子育ての環境もずいぶん変わりました。しかしながら、佐々木先生がお書きになっている子育ての「きほん」は昔も今もずっと変わりません。子育てで悩んだときに、この本を開いてみてください。きっとその悩みを解決するヒントがありますよ。--杉浦正明(子育て協会代表)【目次】第1章 母と子どものきずな第2章 家族の中で育つ子ども第3章 子どもと社会とのつながり第4章 親のふるまいと子ども【「はじめに」全文公開】お母さん お父さんへどうか忘れないでください。子育てでなにより大切なのは、「子どもが喜ぶこと」をしてあげることです。そして、そのことを「自分自身の喜び」とすることです。子どもは、かわいがられるからいい子になります。かわいい子だから、かわいがるのではないのです。いくら抱いても、いくら甘やかしてもいい。たくさんの喜びと笑顔を親とともにした子どもはやがて、人の悲しみをも知ることができるようになります。誰とでも喜びと悲しみを分かち合える人に成長するでしょう。これは人間が生きていくうえで、もっとも大切な、そして素晴らしい力です。児童精神科医・佐々木正美