• 本

ワンダー

出版社名 ほるぷ出版
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-593-53495-1
4-593-53495-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 421P 22cm
シリーズ名 ワンダー

2018年6月映画公開!原作は全世界800万部突破の感動作。

  • 大人にもおすすめ
  • 友情
  • 共感
  • 家族

主人公の男の子は、ふつうと違う顔をもって生まれました。 手術を繰り返したその顔は見た人をはっとさせ、子どもは怖くて泣き出してしまいます。 その主人公オギーが、はじめて通う事になった学校での出来事を描いた物語です。 重い内容を想像するかもしれませんが、とても感動できる良いお話だと胸をはってオススメできる内容でありながら、 お説教くさくはないのがこの本のすごいところ。 オギーを中心にしながらも、周囲の様々な人物の視点に移り変わりながら物語が進みます。 きれいごとだけではない気持ちも描いているので、読む人それぞれ、違った人物に感情移入して読むことができます。 子どもにも大人にもおすすめの、楽しめて明るい涙を流せる感動作です。

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「愛情」、「勇気」、「親切」。身近なものだと思います。
    そしてこれら身近にある大切なものが、私たちのこの世界にやさしさや希望をもたらしていることを、この物語を読んで強く感じました。
    「学校」が主な舞台ですが、年齢を問わず心を打つ物語だと思います。
    ぜひ多くの方に読んでいただきたい本です。

    (2015年9月4日)

商品内容

要旨

きっと、ふるえる―オーガストはふつうの男の子。ただし、顔以外は。全世界300万部の感動作。

出版社
商品紹介

NYタイムズベストセラー第1位、全世界300万部の感動作!

オーガスト・プルマンは10歳のふつうの男の子。 ただし、顔以外は。 生まれつき顔に障害があるオーガストは、幼い頃から人にこわがられたり、 ぎょっとされたりすることが多かった。 10歳ではじめて学校に通うことになったが、生徒たちはオーガストの顔を見て 悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて「病気がうつる」と避けるようになる。 一方で、オーガストの話を面白いと感じ、内面性に惹かれて友達になる同級生は少しずつ増えていった。 そんなとき、夏のキャンプで事件が起こる……。

おすすめコメント

「いじめ」を題材にした児童向けの小説ですが、本書はその枠におさまらず、多くの人を魅了して米国ではNYタイムズベストセラー第1位になりました。今回、全国の書店員さんなどたくさんの方に原稿を読んでいただきましたが、みなさんから「感動した」「私の中で何かが変わった」など、熱い感想をいただいています。物語は主人公のオーガストだけではなく、同級生や姉など多数の視点から、それぞれの立場、それぞれの感じ方がリアリティを持って語られています。読者はその中の誰かに共感し、誰かの想いを感じ取り、自分の中の何かを変えていきます。そういう力を持った本です。アメリカでは口コミで広がっていったというのもうなずける、言葉と物語の力を感じる傑作です。担当編集社として、この本を売りたいというよりも、一人でも多くの人に読んでもらえたら編集者冥利に尽きると考えて編集をしてきました。会社としても大変力を入れている1冊です。全世界300万部の感動作、ついに刊行!

著者紹介

パラシオ,R.J. (パラシオ,R.J.)   Palacio,R.J.
アメリカの作家。長年、アートディレクター、デザイナー、編集者として、多くの本を担当してきた。『Wonder ワンダー』がデビュー作。夫と2人の息子とニューヨーク市に住んでいる
中井 はるの (ナカイ ハルノ)  
翻訳家。出産をきっかけに児童書の翻訳に携わるようになる。2013年、『木の葉のホームワーク』(講談社)で第60回産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)