• 本

能から紐解く日本史

出版社名 扶桑社
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-594-08417-2
4-594-08417-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 245P 19cm

商品内容

要旨

能には古代からの日本人のDNAが隠れている。人間国宝能楽小鼓方大倉流十六世宗家が読み解く!

目次

序章 本書を楽しむための基本―能楽用語(能楽とは、何か?
能楽を演じる人たち ほか)
第1章 能には歴史の秘密が隠れている(『国栖』―天武天皇の身を守った吉野の先住民族たち
権現思想とは何か―鍵を握る“役行者” ほか)
第2章 歴史を動かしたもの―稲作、信仰、戦争(能が生まれた「畿内」とはいかなる場所か
食料生産力で歴史は大きく動かされてきた ほか)
第3章 能の謎の中心―翁と秦氏(「翁面」が各地の神社でご神体になっている謎
水田稲作と切っても切れない“在原”『伊勢物語』 ほか)
特別章 新作能『えきやく』

著者紹介

大倉 源次郎 (オオクラ ゲンジロウ)  
能楽小鼓方大倉流十六世宗家。公益社団法人能楽協会理事。一般社団法人日本能楽会会員。1957年(昭和32年)、大倉流十五世宗家・大倉長十郎の次男として大阪に生まれる。1964年(昭和39年)、独鼓「鮎之段」にて初舞台。1981年(昭和56年)甲南大学卒業。1985年(昭和60年)、能楽小鼓方大倉流十六世宗家になる(同時に大鼓宗家預かり)。2017年(平成29年)重要無形文化財保持者(人間国宝)各個認定。大阪文化祭奨励賞。咲くやこの花賞(大阪市)、大阪文化祭賞(団体)、大阪舞台芸術賞奨励賞(団体)、観世寿夫記念法政大学能楽賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)