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狼たちの城

扶桑社ミステリー ヘ9-1

出版社名 扶桑社
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-594-08803-3
4-594-08803-1
税込価格 1,320円
頁数・縦 463P 16cm

商品内容

要旨

第二次世界大戦の末期、ニュルンベルクのユダヤ人古書店主イザークと家族のもとにポーランド移送の通達が届く。彼は絶望のなか、レジスタンスに関わっていると聞いたかつての恋人クララを頼るが、彼女が用意してくれたののはゲシュタポの特別犯罪捜査官アドルフ・ヴァイスマンとしての偽の身分証だった。イザークは受け渡しの場でヴァイスマンに間違われたまま、ナチスに接収された城内で起きた女優殺人事件の捜査に臨むことに。ゲシュタポの深奥部で彼は無事生き抜き、事件を解明できるのか?

著者紹介

ベール,アレックス (ベール,アレックス)   Beer,Alex
1977年、オーストリアのブレゲンツ生まれ。ルステナウで育ち、広告業界で2年過ごしたあとウィーン大学で考古学を学ぶ。2008年、本名のダニエラ・ラルヒャー名義で執筆活動を開始。2017年、アレックス・ベール名義で、第一次世界大戦後のウィーンを舞台とする刑事アウグスト・エメリッヒ・シリーズの第一作『Derzweite Reiter』を執筆、レオ・ペルッツ賞を受賞。2019年、オーストリア・ミステリー大賞を受賞。ウィーン在住
小津 薫 (オズ カオル)  
同志社女子大学英米文学科卒、ミュンヘン大学美術史学科中退、英米・独文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)