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血の歌

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-620-32719-8
4-620-32719-0
税込価格 1,430円
頁数・縦 77P 20cm

商品内容

要旨

戦争の高揚と絶望、そして戦後の果てない堕落。兄の人生を見つめたその娘は、「謎の歌手」に生まれ変わった。代表作『兄弟』の原型にして、いまに鮮烈な未発表作品、なかにし礼の死後1年目に衝撃の単行本化!

著者紹介

なかにし 礼 (ナカニシ レイ)  
1938年中国黒龍江省(旧満洲)牡丹江市生まれ。立教大学文学部仏文科卒業。在学中よりシャンソンの訳詩を手がけ、その後、作詩家として活躍。日本レコード大賞、日本作詩大賞ほか多くの音楽賞を受賞する。2000年『長崎ぶらぶら節』で直木賞受賞。2012年3月、食道がんであることを発表。先進医療の陽子線治療を選択し、がんを克服して仕事復帰。2015年3月、がんの再発を明かして治療を開始。10月、完全奏功の診断を受けたことを公表した。『サンデー毎日』連載小説・エッセイなど重要な「晩年の作品」を生み出した後、2020年12月、心筋梗塞のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)