漸近的安全性による重力の量子論へのアプローチ
出版社名 | 丸善出版 |
---|---|
出版年月 | 2021年7月 |
ISBNコード |
978-4-621-30632-1
(4-621-30632-4) |
税込価格 | 4,950円 |
頁数・縦 | 212P 21cm |
商品内容
要旨 |
アインシュタインの一般相対性理論によって、宇宙における古典的な物理現象は概ね計算で説明がつく。しかし宇宙初期のビッグバン特異性を理解するには、量子力学が必要である。もしこの2つの理論を統合することができれば、重力の量子論(量子重力理論)は完成するのだが、未だ課題が残る。これまで多くの研究者がその課題に挑み、超弦理論やループ重力理論などいくつもの理論が提唱されてきた。本書では、別の方法の一つとして注目が集まる「漸近的安全性」(Asymptotic Safety)の概念を用いて重力の量子論にアプローチする。 |
---|---|
目次 |
第1章 はじめに |