
ウィーン精神 ハープスブルク帝国の思想と社会 1 1848‐1938
| 出版社名 | みすず書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 1986年8月 |
| ISBNコード |
978-4-622-01768-4
(4-622-01768-7) |
| 税込価格 | 6,380円 |
| 頁数・縦 | 453P 図版5枚 22cm |
| シリーズ名 | ウィーン精神 |
商品内容
| 要旨 |
本書は、ウィーンを中心に、1938年オーストリアのナチス・ドイツへの併合によって終焉を迎えるハープスブルク帝国世界を描くものである。現在、想起されることの少ないヨーロッパ最後の大帝国。しかし、そこにはまれに見る豊かな文化が息づいていた。クリムト、マーラー、シェーンベルクらの芸術家をはじめ、フロイト、ブレンターノ、フッサール、ブーバー、ヴィトゲンシュタイン、ルカーチなど、20世紀思想の出発点となった思想家の大半がそこには含まれている。本書は70余名を対象に、なぜウィーン、ハープスブルク帝国から、これほどの画期的な思想が生み出されたのかを探究する。叙述は、政治、経済、法律、歴史、哲学、宗教、文学、音楽、造形芸術、医学、心理学、都市計画等々、ハープスブルク帝国において重要なすべての分野にわたっている。 |
|---|---|
| 目次 |
第1部 ハープスブルク帝国の官僚制―惰性と革新(バロックからビーダーマイアーへ |

