
ドイツの青春 2
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 1993年12月 |
ISBNコード |
978-4-622-03361-5
(4-622-03361-5) |
税込価格 | 3,630円 |
頁数・縦 | 288,17P 20cm |
シリーズ名 | ドイツの青春 |
商品内容
要旨 |
ミュンヘン、ベルリンでの大学生活を経てゴーロ・マンは、1929年ハイデルベルク大学に入る。ここで、著者の「考え方に最も大きな影響を与えた」カール・ヤスパースと出会った。エルゼ・ヤフェー・リヒトホーフェン、マリアンネ・ヴェーバー、グンドルフ、リッケルト、ヘッベル、シュヴァルツシルトなどの人物像、一緒に住んでいた友人の自殺といった出来事を描きながら、叙述は「最後の長い一年」と題される最終章でクライマックスを迎える。国会議事堂炎上。マン家のお抱え運転手の裏切。政治警察の手に渡ったトーマス・マンの日記を取り戻そうとする必死の努力。ドイツを出て亡命生活へ。当時の日記と証言から、事態の緊迫感がありありと伝わってくる。著者の生きた瞬間が彷彿とする本である。 |
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目次 |
13 ハイデルベルク |