
母権論 古代世界の女性支配に関する研究−−その宗教的および法的本質 2
出版社名 | みすず書房 |
---|---|
出版年月 | 1993年7月 |
ISBNコード |
978-4-622-03790-3
(4-622-03790-4) |
税込価格 | 7,700円 |
頁数・縦 | 596P 22cm |
シリーズ名 | 母権論 |
商品内容
要旨 |
バーゼルのローマ法史家、バッハオーフェンは、尨大なギリシア・ローマの神話伝承に、集団記憶としての歴史記述を読みとり、古代世界に母権制社会の存在を発見した。法律的な面でも、性的な面でも、父権制とは全く異質の秩序が、本書の浩瀚な引用テクストに展開される。アプロディーテー的乱婚制・娼婦制の時代から、デーメーテール的母権制の時代、そしてアポローン的父権制の時代へ、この移行の3段階が、第1巻のギリシア、エジプトにつづき、第2巻ではインド、中央アジア、エーリスに検証される。 |
---|---|
目次 |
エジプト(法と女性的自然原理、特に法とイーシスとの関係から見た女性支配観 |