コペルニクス・天球回転論
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 1993年12月 |
ISBNコード |
978-4-622-04092-7
(4-622-04092-1) |
税込価格 | 4,180円 |
頁数・縦 | 247P 22cm |
商品内容
要旨 |
1543年5月24日、臨終の床にあったポーランドの聖堂参事会員ニコラウス・コペルニクスの許に、印刷されたばかりの彼の主著が届けられた。『天球回転論』と題するこの書こそは、古代・中世を通して支配的であったアリストテレス=プトレマイオス流の地球中心説(天動説)に真っ向から対立する宇宙論=太陽中心説(地動説)を打ち立て、“科学革命”という歴史的事件を引き起こす引き金となったものであり、近代の幕開けを告げる革命の書であった。本書は、『天球回転論』第1巻の待望の新訳と、コペルニクスが初めて太陽中心説の構想を記した未刊論文『コメンタリオルス』の初の邦訳から成り、併せて天文学における“コペルニクス革命”の意味を解明する詳細な訳者解説を付したものである。 |
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目次 |
1 天球回転論(宇宙は球形であること |