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三ギニー 戦争と女性

ヴァージニア・ウルフコレクション

出版社名 みすず書房
出版年月 2006年8月
ISBNコード 978-4-622-04507-6
4-622-04507-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 285P 20cm

商品内容

要旨

戦争を未然に防ぐために、女性には何ができるか?貴重な三ギニー貨幣をどこに寄付すればよいのか?ヴィクトリア朝の家父長制の偽善とファシズムのイデオロギーを比較・批判し、反戦の基本的な構想を展開する。女性と文学を扱った『自分だけの部屋』と並ぶ、ウルフの代表的長編エッセイ。

出版社
商品紹介

戦争を防ぐために三ギニーのお金をどう使うべきか。ヴィクトリア朝家父長制の偽善とファシズムを女性の立場で告発する論争的エッセイ。

著者紹介

ウルフ,ヴァージニア (ウルフ,ヴァージニア)   Woolf,Virginia
1882‐1941。1882年、著名な文芸批評家レズリー・スティーヴンを父親として、ロンドンに生れる。父親の教育と知的な環境(ブルームズベリ・グループ)の中で、早くから文芸への情熱をはぐくむ。1915年、最初の長篇小説『船出』を出版し、ついで『夜と昼』『ジェイコブの部屋』を発表する。さらに、彼女の小説世界を十全に開花させた傑作『ダロウェイ夫人』『燈台へ』『波』が生れる。ここで彼女は、プルースト、ジョイスらによって示された「意識の流れ」を、独自の立場から追求している。『幕間』をのこして、1941年神経衰弱のため自殺
出淵 敬子 (イズブチ ケイコ)  
1937年東京に生まれる。1961年日本女子大学英文科卒業。1968年コロンビア大学大学院修士課程修了。1970年東京大学大学院博士課程満期退了。1972年より日本女子大学文学部専任講師、助教授、教授を経て2006年4月より同名誉教授。イギリス小説専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)