
サン=テグジュペリ・コレクション 7
心は二十歳さ 戦時の記録 3
サン=テグジュペリ・コレクション 7
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2001年5月 |
ISBNコード |
978-4-622-04527-4
(4-622-04527-3) |
税込価格 | 3,080円 |
頁数・縦 | 258P 20cm |
シリーズ名 | サン=テグジュペリ・コレクション |
商品内容
要旨 |
『戦時の記録』三分冊の最終巻をなす本書は、1943年11月から1944年7月までを収める。北アフリカ、アルジェでの無為の日々から戦列に復帰したサン=テグジュペリは、1944年7月31日、コルシカのボルゴ基地からフランス南部上空の偵察飛行へと飛び立ったまま、未帰還となった。彼が愛してきた、目に見えない絆で結ばれた整いとしての文明の崩壊、その瓦礫と廃墟、蟻塚、人間の砂漠…未来の世界への深い危惧を抱きつつも、「ひとはかならず自分の力の限界までいく義務があるのだ」と、戦闘員としての自分の持ち場に、義務を果たしに戻っていったサン=テグジュペリの最晩年の日々を、多くの証言と資料によって辿る。 |
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おすすめコメント
『心は二十歳さ ?戦時の記録3?』 全7巻・最終回配本・完結。本書は、1943年11月から、アルジェ滞在中と、再び戦列復帰し1944年7月31日の偵察飛行から未帰還となるまで。加えて、死後におけるいくつかの反応、「坂道のモラル」を付す。表題は、5/31の手紙「若返ったように見えないかい? 心は20歳だからさ!」より。