• 本

世界文学の文献学

出版社名 みすず書房
出版年月 1998年9月
ISBNコード 978-4-622-04706-3
4-622-04706-3
税込価格 12,100円
頁数・縦 518,17P 22cm

商品内容

要旨

ダンテとヨーロッパ中世文学、著者が範としたG.ヴィーコ研究、モンテーニュ、パスカルからボードレール、プルーストまでを扱ったフランス文学論を軸に、論文26編と書評14編を収録。伝説的な長編「フィグーラ」や白鳥の歌「世界文学の文献学」をはじめとしたその一つ一つには、該博な知識と方法論と想像力に裏打ちされた、本物の学問の姿、批評の精神が刻まれており、まさに圧巻である。

目次

論文集(聖書の通俗的な言葉
古フランス語の『レオデガールの歌』
アッシジの聖フランチェスコの影響力における個性的要素
『神曲』におけるアッシジのフランチェスコ
フィグーラ ほか)
書評集(チャールズ・シングルトン『「新生」試論』
ルイジ・ヴァリ『ダンテと「愛の信奉者」の秘密の言葉』
フランシス・ファーガソン『ダンテの精神のドラマ』
ハンス・ラボフ『ピエトロ・ベンボの「アーゾロでの対話」』
ジャンバッティスタ・ヴィーコ『新しい学』 ほか)