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ナボコフ伝 ロシア時代 下

出版社名 みすず書房
出版年月 2003年11月
ISBNコード 978-4-622-07072-6
4-622-07072-3
税込価格 7,700円
頁数・縦 P361~663 65P 22cm
シリーズ名 ナボコフ伝

商品内容

要旨

『ディフェンス』『賜物』など相次ぐ傑作の執筆、ヒトラーの政権掌握と第二次世界大戦勃発による新天地アメリカへの脱出…。プルースト、ジョイスと並び称されるナボコフの決定版伝記。完結。

目次

第2部 ヨーロッパ(作家ナボコフ
『ディフェンス』
否定と肯定―ベルリン、一九二九‐三〇年
明るい机と暗い世界―ベルリン、一九三〇‐三二年
はるかな展望―ベルリン、一九三二‐三四年
翻訳と変容―ベルリン、一九三四‐三七年
移住に向けて―フランス、一九三七年
『賜物』
赤貧―フランス、一九三八‐三九年
出口を求めて―フランス、一九三九‐四〇年)

著者紹介

ボイド,ブライアン (ボイド,ブライアン)   Boyd,Brian
1952年、北アイルランドのベルファーストに生まれる。5歳の時ニュージーランドに移住。16歳でナボコフの長編『青白い炎』に出会い、以後ナボコフに魅入られる。ナボコフと『アーダ』に関する研究でトロント大学より文学博士号を取得。オークランド大学英文科大学代表特任教授。『ナボコフ伝ロシア時代』(1990)は4か国語に翻訳されドイツ、ニュージーランドで賞を受けたほか、ニューヨークタイムズ、タイム等多数の新聞雑誌の年間優秀図書に選ばれた
諫早 勇一 (イサハヤ ユウイチ)  
1948年茨城県に生まれる。東京大学教養学部教養学科(ロシア分科)卒業。1974年同大学院人文科学研究科(比較文学比較文化)博士課程中途退学。現在同志社大学言語文化教育研究センター教授。専攻は近代ロシア文学、とくにロシア亡命文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)