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あたまの目 人生の見かた

出版社名 みすず書房
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-622-07121-1
4-622-07121-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 192P 20cm

商品内容

要旨

これは「外にある目玉ではなく、頭の中の目である。しかし、心の目、いわゆる心眼ともすこし趣を異にしている。いくらか知的な心の目とでもいったらよかろうか」。なぜ親はわが子をあまり理解できないのか?ひとは他人の病をどう感じるか?ペットにはなにがいいか?人生は幸福や希望とともに、厄介や疑問・思わぬ死角に満ちている。それらをいかに捉え、いかに理解すべきか?本書は、人間風景の機微にふれ、ほどよい距離から、さりげなく差し出された、人生への心温かな処方箋である。

目次

心の遠近法
不幸を食う幸福
無用
千里も一里
“のぞき”の様式
虚実
プラシーボ
元気
小毒、大毒を制す
墨守〔ほか〕

著者紹介

外山 滋比古 (トヤマ シゲヒコ)  
1923年愛知県に生まれる。47年東京文理科大学英文科卒業。同大学特別研究生修了。51年雑誌「英語青年」編集長。ついで「英語文学世界」「月刊ことば」を創刊、編集。その間、56年東京教育大学助教授、68年お茶の水女子大学教授。89年同大学名誉教授、同じく昭和女子大学教授。99年同大学退職。62年文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)