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旧修辞学 便覧 新装版

出版社名 みすず書房
出版年月 2005年1月
ISBNコード 978-4-622-07127-3
4-622-07127-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 199,21P 20cm
シリーズ名 旧修辞学

商品内容

要旨

ギリシャ・ローマから中世を経て現代におよぶ修辞学の歴史は、キリスト教と共に、西欧文化を理解せんとする者にとって必要不可欠なものであろう。バルトは、本書において、広汎かつ複雑なレトリックの流れを、彼独自の選択と配列によってあざやかに整理・展望している。新しい修辞学を構想する一方、旧修辞学の精緻な構造をみごとに分析した本書は、刺戟的な修辞学入門ともなっている。

目次

A 旅(修辞学の誕生
ゴルギアス、または、文学としての散文
プラトン
アリストテレス修辞学
新修辞学
三自由学科)
B 網目(INVENTIO
DISPOSITIO
ELOCUTIO)

著者紹介

バルト,ロラン (バルト,ロラン)   Barthes,Roland
1915年フランスのシェルブールに生まれ、幼年時代をスペイン国境に近いバイヨンヌに過す。パリ大学で古代ギリシア文学を学び、学生の古代劇グループを組織。結核のため1941年から5年間、スイスで療養生活を送りつつ、初めて文芸批評を執筆する。戦後はブカレストとアレクサンドリアでフランス語の講師、その間に文学研究の方法としての言語学に着目、帰国後、国立科学研究センター研究員、1954年に最初の成果『零度のエクリチュール』(邦訳、みすず書房、1971)を発表。その後、エコール・プラティック・デ・オート・ゼチュードのマス・コミュニケイション研究センター(略称セクマ)教授を経て、1977年からコレージュ・ド・フランス教授。1980年歿
沢崎 浩平 (サワサキ コウヘイ)  
1933年東京に生まれる。1957年東京大学文学部仏文学科卒業。1966年東京都立大学大学院博士課程修了。東京都立大学人文学部教授。1988年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)