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オペラ、魅惑する女たち

出版社名 みすず書房
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-622-07253-9
4-622-07253-X
税込価格 4,180円
頁数・縦 278,10P 20cm

商品内容

要旨

言葉と音楽、想像と現実が一つのものとなり、情念のたかまりが激しさにかたちを与えうる場=オペラ。バロック、モーツァルト、ニーチェ…。待望の音楽論。

目次

歌う、誘惑する(驚異
退屈を追い払え
魔術師ルソー ほか)
モーツァルト(ダ・ポンテ台本のオペラ
『フィガロの結婚』
過剰の音域―『ドン・ジョヴァンニ』 ほか)
簒奪と反逆(勝ち誇るポッペア
アルチーナの摩術
死にいたる恋―もうひとつの『ロメーオ』 ほか)

出版社
商品紹介

ジュネーヴ学派の碩学が広大な学殖を背景に、市民のために楽しげに書いた最新オペラ論。モーツァルト歌劇の作品論を含む。

著者紹介

スタロバンスキー,ジャン (スタロバンスキー,ジャン)   Starobinski,Jean
1920年ジュネーヴ生まれ。ジュネーヴ大学に学び、医学と文学の二つの分野で博士号を取得する。ジュネーヴ大学名誉教授。フランス学士院会員。ルソーを中心とする18世紀研究の分野で大きな仕事を残したが、それ以外にも、文学研究もしくは批評の方法論に関する仕事、医学と文学研究の接点をなすとも考えられるメランコリーを主題とする一連の著作など、活動は多岐にわたっている。同時代の文学についても、ピエール・ジャン・ジューヴ、モーリス・ブランショ、クロード・シモン、イヴ・ボヌフォワなどの作家を主題とする研究、批評、校訂などの貴重な仕事があり、造形美術の分野での造詣も深い
千葉 文夫 (チバ フミオ)  
1949年生れ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。パリ第1大学哲学博士。早稲田大学文学学術院教授。フランス文学、美学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)