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神経ガス戦争の世界史 第一次世界大戦からアル=カーイダまで

出版社名 みすず書房
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-622-07413-7
4-622-07413-3
税込価格 7,150円
頁数・縦 357,75P 22cm

商品内容

要旨

化学兵器廃絶問題の第一人者が一次資料の博捜と関係者への調査により克明にしるす、戦慄の歴史。戦争の20世紀を識るための補助線を示すとともに、今世紀における新たな恐怖と全廃への希望を説く。

目次

生剤訓練
戦争の化学
イーゲー・ファルベン
邪悪な科学
神々のたそがれ
略奪合戦
開発研究
増大する備蓄量
化学兵器競争
有毒剤
北イエメン内戦とその後
スカル・ヴァレーでの事故
新たな恐怖
二種混合型の開発論争
静かな広がり
平和と戦争
内部告発者
東京の地下鉄で
新たな脅威
廃棄に向けて

著者紹介

タッカー,ジョナサン・B. (タッカー,ジョナサンB.)   Tucker,Jonathan B.
1954年米国ボストン生まれ。イェール大学にて生物学学士、MITにて政治学博士取得(国防と軍備管理専攻)。国務省、連邦議会の軍備管理専門家、1995年のイラクへの国連査察団メンバーを経て1996年、モントレー国際問題研究所・不拡散研究センターにおいて生物化学兵器不拡散プログラムを設立。現在、同研究所の上級研究員
内山 常雄 (ウチヤマ ツネオ)  
1950年神奈川県生れ。科学警察研究所附属鑑定所主任研究官。東京工業大学工学部機械工学科卒。科学警察研究所では発射痕鑑定を担当し、多くの未解決事件の現場弾丸類と発射拳銃との関係を明らかにしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)