シモーヌ・ヴェーユ最後の日々 新装版
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2009年4月 |
ISBNコード |
978-4-622-07465-6
(4-622-07465-6) |
税込価格 | 3,740円 |
頁数・縦 | 176,14P 図版10P 20cm |
商品内容
要旨 |
シモーヌ・ヴェーユの思想はすぐれた素質のもつ意識のドラマともいうべきものであり、その発展は驚くべき一貫性を有している。彼女においては思索と実践が分かちがたく結びついた統一体をなしており、内面の発展を理解するためには、その生涯を知ることが不可欠であろう。本書は先に刊行され、最良の伝記と評価された、同じ著者による『シモーヌ・ヴェーユ伝』の補足をなすものである。1942年6月のマルセイユ出港から、ニューヨークを経て、翌年8月に亡命先ロンドンで悲劇の死を遂げるまでの15ヵ月間は、ヴェーユの最大の文学的活動の時期であった。ヴェーユの思想の独自性への深い理解と、綿密な資料・証言蒐集から生れた本書は、この最後の日々に光を当て、短かりし生涯を通じてつねに真理のみを追求した稀有の魂の内面のドラマを描き出す。 |
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目次 |
マルセイユ出発(一九四二年五月十四日) |